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04/03/2021
山上 日本国特命全権大使

過日、2020年11月に着任された日本国特命全権大使の山上信吾閣下がゴールドコーストにお越しいただき、当会ならびにゴールドコーストの日系団体の責任者と懇談されました。

席上、閣下はオーストラリアにおける日本のプレゼンスが低いので、高めていく努力をしたいとのことでした。オーストラリアにおいて現在の日本は非常に興味を持っている重要なパートナーである。この機会を逃すことなく、オーストラリア、日本の両方で、積極的にアピールしていくことが重要である。

オーストラリアも日本に対してもっと積極的にアピールすべきだと考える。

JCQからは、日本のプレゼンスを上げるためにも、連邦、州、ローカルの政治家にも積極的にアピールをして盛り上げていきたい。

日本の施策において、二重国籍の問題、これは単に二重国籍というものではなく、これの潜在的に持つ日本のプレゼンスの高まりと、発信力になるという点で日本の国益にもなると考える。

また、マイナンバーに関して、国外に生活する邦人がマイナンバーを持てないために、日本に口座を持てない、それにより、送金時、相続などの際に非常に不利益を被っている。マイナンバーによって整理できるので、本質的には非常に良い制度だと考えるが、現在の方針は中途半端な状態だと考える。

というような具申をさせていただきました。